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プロ仕様の木造の楽器防音室

2014年6月4日

 音楽大学に通いプロを目指す人、大学で指導しているプロの演奏者は、木造の防音室を好みます。それはマンションでは防音対策の限界や管理規約の制約があるためです。

 ピアノ教室、チェロなど音楽教室は、大半が木造防音室の依頼です。木造のほうが音響対策上も改造しやすく、防音工事の手続きなど制約がないため、都合の良い時に随時工事ができます。
 私が推奨している対策の方針は、木造は床や壁の剛性など補強を行うと、快適な音環境を構築しやすくなるので、まず壁と床の制振を重視した構造補強を面的に行うことを提示します。

 また、内装材における結露防止の防湿層を兼ねた遮音層を設けるように気密工法で遮音材を施工し、周辺状況や間取り、演奏時間帯を考慮して防音壁を構築します。
 その際、家具や楽器の配置の自由度を高めるため、できる限り薄い構造を造ります。ただし、プロ仕様は特に床材や壁に無垢材を使用することが多く、音響化粧版と組み合わせて提案します。

 木造家屋は吸音性に富み、柔軟性がある構造なので、構造的補強や遮音・制振材の活用が防音効果を高めます。これは木造に共通した特長と言えるでしょう。

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