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用途によって異なる防音室の対策

2013年10月17日

木造の戸建住宅に併設するピアノ教室でも、使い方によって対策が一部異なります。

たとえば、子供たちのリトミック教室として使う場合は、床の防振対策が必要です。床と壁の絶縁もできれば実施したいところです。

壁や床の共振は、遮音性能を低下させるだけでなく、音環境としてノイズが発生しますので、演奏者も気になり、練習に集中できません。
*この点は重要なのですが、一般的な防音工事では軽視されがちです。

また、楽器によっても、床の防振対策は、必要度が異なります。ヴァイオリンでは必ずしも必須ではなくても、チェロでは床に大幅に振動が伝わりますので、弦楽器でも種類によって対策の重点が追加されます。

このように、防音室の使い方や楽器、アンサンブルを考慮して、音響・防音計画を検討する必要があります。

先月、補強の防音施工が完了した地方のある防音室は、新築時の建築士が全く、音響や防音構造を理解していなかったため、音漏れや反響がひどい状況でした。
そこで、私が改善・補強対策として、防音設計をやり直して、無事、想定通りの遮音性能を出すことができました。

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