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ピアノ防音室と鉛ボード

2013年4月7日

2年前、京都の木造住宅に併設されたピアノ防音室の件で相談がありました。

関西の専門業者に、リフォームとして防音工事を依頼したら、外壁などを鉛の遮音パネルで既存ボードに重ねて施工したそうです。

その結果、ピアノを演奏するたびに壁が反響・共振して不快な音環境になり、同時に音漏れもひどい状況だというのです。鉛は音を吸収しない遮音材で、振動音に対する防音効果はほとんどないので、ピアノの演奏時の振動や反響音を吸収・制振できなかったと思われます。

しかも、遮音パネルからの音漏れもひどいのですから、少なくても木造には全く向かない、適さない製品です。木造家屋は、単純に面密度がおおきい遮音材を施工すれば防音効果が向上するものではなく、木材の特性と相性の良い防音材・工法を選ぶ必要があるのです。

また、鉛の遮音ボード・パネルは、施工の際に必ずできるつなぎ目が音漏れの弱点になります。

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